令和2年度中津商工会議所青年部
第33代会長 近藤 竜二

スローガン

「自他共栄」

 共に敬い 共に学び 先導者たる気概を持った利他の精神が自ずと築く信頼

【はじめに】

我々が活動する商工会議所青年部は、地域に根差した各事業所より入会した会員により構成され本年度で33年目を迎えます。現在会員数は70名を越え、過去10年ほどで会員が飛躍的に増えています。また、10周年を終えたLOVEファンタジアを始めとした多種多様な事業において認知度は向上し、行政や各種団体からも期待される団体になったと自負しております。過去33年の歴史と口にするのは簡単ですが、その歴史の中では多くの苦労があったことと推察され、先輩方の並々ならぬ努力の結果による評価を得て、今活動できていると感じています。歴史を築いて頂いたことに感謝し、古き良き活かすべきことは守り、変革すべきことは革新し、新たな挑戦を成功させて、次の時代へ繋いでいかなくてはいけません。

【現在(いま)の積み重ねが、まちの未来を創る】

 日本は、統計開始後初めて2005年に人口減を記録し、人口減少社会に突入しました。幸い中津市においては、企業誘致や高い合計特殊出生率1.95%(平成30年度公表)などの影響により人口減少を最小限に抑えています。しかし、長期的に人口減少の流れはこの中津市においても変わらず、人口減少社会における地域経済活性化の活動が必要です。また、念願であった東九州自動車道も全線開通し、近年取扱い貨物量が増え平成22年に重点港湾に指定された中津港へも直結できました。

一方、国も地方創生を推し進める中、全国各地の市町村が企業誘致や観光への取り組みに凌ぎを削っています。他の地方都市より抜きんでる何かがなくては、企業誘致や観光で中津市が選ばれることはないのです。企業が出店計画をする中で、人口動態と交通インフラの整備状況については、検討の材料の一つに成り得ると考えています。私達がこの地域で永続的に商いを行っていくためには、人口減少の抑止とインフラの整備についても意識した事業を構築する必要があると考えています。

【信頼に応える人財を育成し、組織力向上に繋げる】

中津YEGは、同好会ではありません。会員は、経営者または、会社を代表して入会した者であります。会費を頂いている以上メリットのある会にしないといけません。会員として入会頂いたメンバーには、この人にぜひ、この役職(仕事)をお願いしたい。と思われる人財にならなければいけません。中津YEGも青年部である以上、年齢制限を設けています。この先3年間で25人勇退する予定です。数がなければ活動規模も縮小するし訴求力が弱くなります。会員の獲得と会員の人財育成は両輪として活動の基本軸においていかなければいけません。

【当たり前を変えていく変革による組織力向上】

 「はじめに」で述べましたが、中津YEGは、33年の歴史があります。その歴史の中で変革を繰り返し現在があります。古参の会員に聞いたところ、10年前の入会当初と現在では、事業規模も事業計画の仕方も変わってきているそうです。組織である以上、当たり前に同じやり方をやり続けるのではなく、より良い仕組みへと変化していかなければいけません。どうすれば会員の事業への参画が推進できるのか、どうすれば会の活動を多くの方に認知してもらえるのか、例えば対内誌の作成やSNSの活用など取り組めるアイデアはあるはずです。また、規律ある団体として何ができるのか、組織力向上のため活動にメリハリを付けつつ、次の時代へ繋げるガバナンス強化が必要です。

【結びに】

 それぞれの社業を背負い、中津YEGに多くの会員が集い活動しています。各人の社業の発展はもとより、青年部として会を発足させている以上は、会として地域社会の総合的な発展を目指さなくてはいけません。会全体の取り組みとして、中津YEGは令和3年に九州ブロック大会を予定しています。それぞれ異なった意見を持つ会員でも、皆が共感し方向性が一致すれば、その力は勢いを増し未だかつてない九州ブロック大会を作り上げることができると確信しています。

 中津YEGの会員は、20歳から45歳の青年で構成されています。仕事では、役割や担いを確立し責任ある立場へなっていき、私生活においても家庭を築き、公私に亘り将来に向かって基盤を作る大事な時期であります。その大事な時期の一部をお預かりすることを意識し、有益な青年部活動を目指して一年間邁進して参ります。